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地元の「ものづくり」を知ってもらうイベントに伝統芸能・紙切り師を派遣!in広島県

  • 開催日

    2013年11月7日
  • 開催場所

    広島県広島市
  • お問い合わせ内容

     広島県広島市で開催される「ものづくり」に関したイベント・展示会に紙切り師の派遣のご依頼をいただきました。職業能力開発の意義や必要性について理解していただくため、地元の訓練生や工業高校の生徒などの作品が展示、実演されたり、来場者にも実際にものづくりを体験してもらったりするイベント、プロの紙切り師のパフォーマンスを来場者に楽しんでもらいたいとのことでした。

飴細工紙をイベントに呼ぼう!イベントに呼ぶ

紙切り師の紹介

 日本で数人しかいないと言われる、紙切りパフォーマーの1人。紙とはさみだけを使って様々な動物や風景、キャラクターなどをお作りします。白い紙だけでなく、カラフルな色紙も使用して、他に類を見ない現代風の紙切りをお楽しみいただきます。テレビ番組やイベント出演経験も豊富、ステージなどの雰囲気に合わせ「洋」のスタイルと「和」のスタイルに使い分けることもできます。

会場の様子

広島駅から10分ほどの距離にある産業会館にてイベントは開催されました。会場内には広島近郊の企業が最新技術、商品などを紹介するブースやその技能を実際に体験できるコーナーもありました。1日を通して3,000人ほどお越しになっており、また、平日でしたが、授業の一貫で来場しているのか学生(小中高生)のご来場も多かったです。

イベントの様子

会場内にはステージがあり、技能士による実演発表などが行われていました。その那珂の企画の一つとして紙切り師によるショーも実施しました。午前と午後に30分のショーを1回ずつ組まれていました。ちょうど他のブースで技能の体験をされている人の合間の出番でしたが、多くの人が足を止めて見られていました。

 ショーはトークをしながらはさみを動かし、動物やキャラクターなどを次々と作っていきました。はさみと紙だけでの再現度の高さに観客も驚かれており、「オオ~ッ!」という声が何回も聞こえてきました。また、観客のみなさんからリクエストを募てそれ切ったりもしました。時には「これは難しいのでは?」と思われるリクエストもありましたが、難なく応える紙切り師に大きな拍手が送られていました。ショーの中で作った作品は観客にプレゼント。それだけですと、数も限られてしまうので、各ショー終了後に手のひらサイズの切り絵を先着でプレゼントしました。子ども達を中心に多くの方にお渡しできました。用意した甲斐があったと紙切り師も喜んでいました。

 担当者さんからも「紙切り師さんには会場で大変盛り上げてもらい、イベント主催者も喜んでいました。」というお言葉を頂戴しました。多くの方達に「紙切り」を知ってもらうことが、嬉しく思います。

総評

多くの方に「紙切り」を見てもらうことができました。一つの作品ができる度に良い反応をしてくださったので、紙切り師としてもやりやすいステージです。また、今回の観客はほとんどが紙切りをご覧になるのが、初めてだったということ、そのこともこの結果に結びついていると思います。こうした伝統芸能は希少価値がどんどん高くなっています。少しでも多くの方にご覧いただける機会を設けれるように我々も頑張っていきたいです。
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