伝統芸能・文化について学ぶ小学校の授業の一環として児童達に獅子舞を指導!in東京・足立区
開催日
2012年1月31日開催場所
東京都足立区お問い合わせ内容
12月から東京都足立区の小学校の獅子舞の指導・協力にあたっている件の最終日をこの日迎えました。数回に渡って指導してきましたが、いよいよこの日は集大成。他のグループの児童達の前で発表することになっていました。
本番を迎えるまで
12月の時は全校生徒に獅子舞・太神楽をご覧いただくのみでしたが、翌週から3年生の担当グループの6名の児童達に獅子舞の操縦方法をレクチャーしていきました。いきなり獅子舞を操縦するのは難しいので、折りたたんだ座布団を獅子舞の頭に見立てて動きをマスターしてもらいました。(右写真参考)その動きを何度も反復して体に覚えこませ、いよいよ本物の獅子舞を使って練習。最初は重そうにしていたものの、すぐに要領を掴んだようで、こちらの予想以上の速さで上達していきました。
会場の様子
東京都内・足立区内で行われている伝統芸能・文化を調べようという授業で、獅子舞以外にも地元のお祭り「一茶まつり」やだるま、絵馬、じんがんなわなどについて各グループごとに調べていました。この日は各グループがそれぞれの歴史や由来など調べたことを順番に発表することになっていました。獅子舞は他のグループと同じように獅子舞の歴史などを発表、また授業の一番最初と最後に3名ずつに分けて演じました。
児童達の獅子舞発表の様子
来年にこの授業を行う2年生も参加した発表会。直前まで獅子舞を使って練習して完璧にこなしていた児童達も、いざ本番となると表情が固くなっていました。しかし、そんな様子を見かねた派遣した獅子舞演者達が「練習であれだけやれたんだから、大丈夫!」という一人一人に声をかけていくと少し緊張も和らいでいました。
総評
思った以上に児童達が熱心に取り組んでくれ、こちらとしても嬉しい限りでした。伝統芸能・文化に触れる機会は少なくなりつつありますが、今後も少しでも多くの子ども達に触れてもらえるように我々も頑張っていきたいです。