群馬県伝統芸南京玉簾ステージ|前橋市企業様新年会
南京玉簾をイベントに呼ぼう!内容
群馬県前橋市の商工会議所で開催された企業様の新年会に南京玉簾の演者を派遣いたしました。ご来場されるお客様から南京玉簾がご覧になりたいとのご希望で、お問い合わせがありました。新年会の中のアトラクションの一つとして30分程のステージとしてご依頼されました。
新年会の様子
横浜出身で南京玉簾などの伝統芸能界の若手のホープであるパフォーマーに出張してもらいました。このような新年会などでのイベント経験も豊富ですが、各地の大道芸大会にも出場するなど様々な場所で活躍されている方です。 新年会当日、商工会議所内にある宴会場には、企業様の社長様を筆頭に社員の方々がおよそ100名ほどお集まりになりました。年齢層は40~50歳代の方々が中心でした。 午後2時に社長様の挨拶、乾杯の音頭の後、新年会はスタートしました。1時間ほど、お客様は各々で食事や歓談を楽しまれ、パフォーマーの出番となりました。 パフォーマーが長さが20~30センチほどあるの竹製の簾を持ち、軽快で楽しい唄に乗りながら、その簾を時には、釣り竿に、はたまた、橋に等々と変幻自在に形を変えていくと、お客様から大きな拍手が起こりました。また、南京玉簾以外にも「がまの油売り」や「寄小咄」も演目に取り入れました。 ステージの途中には社長様にも、上がってもらい、簾をお渡しして、即興に演じてもらうなど、会場内は笑いも混じるなどとても温かい雰囲気になりました。 終始、お客様には楽しんでご覧いただけたようで、新年会というおめでたい行事で、普段は中々見る機会の少ない南京玉簾などの伝統芸を披露させていただいたことをパフォーマー共々、感謝したいです。
南京玉簾の歴史
南京玉簾の発祥の地は富山県で、同県の民謡で用いられる“ささら”というものが原型だそうです。 「玉簾」という言葉自体は伊勢物語の中で短歌があるなど存在はしていましたが、それらは現在でも夏には一般家庭にも見られる「すだれ」の事でした。 南京玉簾という大道芸、伝統芸の現在にも残るスタイルとなったのは江戸時代に入ってからだそうです。