特別養護老人ホームの敬老の日イベントに猿回し公演を開催！in埼玉県所沢市

　このご依頼には音大出身、「日本で一番ピアノが上手い」猿回し師と男の子の猿のコンビを派遣しました。コンビ歴も長く、その間に培った絆、コンビネーションは観客を大いに魅了。音楽と夢と希望がいっぱいの猿回しショーをお届けします。イベント出演も多岐に渡り、今回のような高齢者施設はもちろん、お祭り、企業パーティーなど多岐にわたり、屋内・屋外問わず様々なイベントに対応可能です。

　普段は入居者さんが軽い運動などをされるレクリエーションルームにて猿回しの公演は実施しました。1公演あたり約50名ほどの方がお集まりになり、前方に入居者のみなさん、後方にご家族が陣取る形でご覧になりました。最年長の106歳の方を筆頭に入居されている方はとてもお元気な方ばかりで、和気あいあいとした賑やかな雰囲気のイベントでした。

　上でも書きましたが、午前と午後の2部に分けて祝賀会は開催。各部共、入居者のみなさんがレクリエーションルームに移動が完了した所で祝賀会は始まりました。猿回し公演に先立って、施設長さんのご挨拶や今年、卒寿や白寿を迎えられた方にお祝いの品が贈呈などが行われました。それらも一通り済んだ所でいよいよ猿回し公演のお時間となりました。
　司会をされていた職員さんに呼ばれて猿がレクリエーションルームに姿を現すと入居者のみなさんからは「あら、かわいい！」「ガンバレ～」といった声が聞こえてくるなど公演が始まる前にも関わらず、みなさんの注目度、関心度はかなり高めでした。そのおかげもあって、公演が始まると輪っかくぐり、ハードル跳びといったパフォーマンスにみなさんも拍手や歓声を上げて応えてくれました。その中でも特に盛り上がったのが天井ギリギリの高さもある竹馬を乗りこなすパフォーマンス。自分の身長の何倍もの高さもある竹馬を器用に乗りこなすパフォーマンスは午前、午後のどちらの部も大きな拍手、歓声がレクリエーションルームを包みこんでいました。
　そして、公演終了後はそれぞれのお部屋に戻る入居者さんをお見送りもさせていただきました。記念撮影や握手をしたりして束の間の交流を楽しんでもらいました。どの方も満足そうなご様子でお戻りになっていく姿はこちらも嬉しくなりました。

　職員のみなさんの大変喜んでくださり、中でも「普段はあまり感情表現に乏しい方も今日は違いました！普段見られない表情が見れたので本当にお願いしてよかった！」というお言葉は特に感慨深かったです。猿回し自体は江戸時代から続く伝統ある大道芸です。令和になってもその面白さ、楽しさは変わりません。今回のご依頼もそのことをより実感させていただくことが我々もできました。