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千秋楽って何のことでしょうか?
コンサートなどにおいて、終演後、拍手や掛け声によって出演者に再度の演奏や上演を求めることです。
コンサートなどにおいて、終演後、拍手や掛け声によって出演者に再度の演奏や上演を求めることを言います。
皆さん、アンコールの語源ってご存知ですか?
単純に英語の「コール(呼ぶ)」に「アン」がついたと考えると…「呼ばない」になってしまいますよね。
呼んでもいないのに再度演奏や上演をするわけにはいきません。
ではアンコール、どんな語源を持つのでしょうか?
実は「アンコール」、英語ではなくフランス語でした!
フランス語で「encore(アンコール)」と書き、「もう一度」という意味があります。
でも実は、この「アンコール」という言葉を再演の要求に用いているのは英語圏に多いそうで、当のフランスはというと、「もう一回」と言う意味のラテン語で「bis(ビス)」という言葉が用いられるそうです。
なんだか不思議ですね。
もしかしたら日本でも外国語がかっこいい!という風習があるように、海外でも他の国の言葉がかっこいいなと思って使うようになったのかもしれないですね。
確かに日本で「もう一回!もう一回!」と皆で叫んでいたらあまり魅力的では無いですし。
皆さん、バンドやアーティストやアイドルのライブやコンサートは行ったことありますか?
毎回お決まりのように観客からのアンコールって沸き起こりませんか?
必ずしも「アンコール!」って叫んでなくても、そのアーティストの決まった曲をみんなで歌っていたり、アンコールの呼び方は様々あると思いますが。
そして数分後、再びステージに現れてアンコール曲を数曲歌う…という流れ。
準備してあるアンコール曲だから、かなり良い曲だったりしますよね。
この流れって絶対決まってるのでしょうか。
でも、コンサートが始まる前に「アンコールしてくださいね」と言うわけでもありませんし、暗黙の了解といったところなのでしょうか。
万が一アンコールが起こらなかった場合、準備していたアンコール曲ってどうなるんだろう?と思ったことはありませんか?
私は何回か思ったことがあります。
そんな場面一度も直面したことはありませんが…
それでは、もしアンコールが起こらなかったらどうするのでしょう。
そういったことはなかなか無いようなのですが、万が一起こらなかった場合は客席の照明を落としたまま「まだ終わりじゃないよー」と暗に合図を送り、あとはお客さんが空気を読んでくれるのを待つそうです。
それでもアンコールが起こらなければ、諦めて今度は運営側が空気を読んで客席の照明を明るくして終わりにするそうです。
そうなると結果準備していたアンコール曲が披露できない事になってしまいますが、まぁまずそんなことは無いでしょうね。
逆にアンコールを起こしてほしくないときもあるみたいですよ。
アーティストの意向でアンコールが無い場合は、公演前に「アンコールはしません」と告知することがあるそうです。
それはそれでちょっとかっこいいなぁと思ってしまいました。
何らかの理由で時間の関係上アンコールが行えない場合は、さっと照明を明るくして、終わりですよという合図を送るのです。
どちらにしても運営側と観客の意思疎通・共同作業となるわけです。
アンコールに限らず、どんなイベントの成功も、パフォーマンスする側とお客さん側の共同作業がカギを握っていると言えると思います。
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