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ダイススタッキングって何のことでしょうか?
本番直前の、本番を想定した本番さながらの総合予行練習のことです。
本番直前の、本番を想定した本番さながらの総合予行練習のことです。
通常のリハーサルと区別してかなり本番に近い形で行われ、衣装なども本番のままで行う場合が多いです。
総合と言った意味合いのドイツ語の「General(ゼネラル)」と、予行練習と言った意味合いの英語の「rehearsal(リハーサル)」、2つを組み合わせて作られた言葉です。
2カ国語の合体語を省略して、さらに日本語(カタカナ)で表記したものです。
いづれも、予行練習であることに違いは無いのですが、「通しリハ」は全体の流れを確認していくという目的が強く、それに比べ「ゲネリハ」は本番さながらと言った違いがあります。
目的の違いということになります。
ですので、出演者やスタッフがこの目的をきちんと認識していなければ、単に予行練習になってしまい、違いが無くなってしまうということです。
ゼネラルやリハーサル…どうして外国語が溢れているのでしょう?
どうやらそれは、能や歌舞伎といった日本の伝統舞台芸術は元々「ぶっつけ本番」で、舞台で全てを揃えて通し稽古を行うなんてことが殆ど無かったからのようです。
舞台でリハーサルを行うという概念自体が19世紀西洋文化と共に海外から輸入されたものだと言うことですね。
妙に納得してしまいました。
良くも悪くも、イベントパートナーから派遣させていただく大道芸やイリュージョンを含まないマジックなどの場合は、リハーサル的なものを行わず、音チェック程度で本番を迎えます。
もちろんある程度のショー構成はしていきますが、当日その場の雰囲気や客層に合わせて臨機応変なパフォーマンスをすることが、プロのパフォーマーとして様々な経験をしてきたからこそ皆さんにご提供できる最良のパフォーマンスだと考えているからです。
その日、その場所でしか出来ない圧巻のパフォーマンス、是非お楽しみください!
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