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ありもの(有り物)って何のことでしょうか?
本番の出演順とは逆からリハーサルをしていくことを言います。
本番の出演順とは逆からリハーサルをしていくことを言います。
音楽番組やライブにメリットが多いのですが、逆からリハーサルをしていくと実質トップバッターのアーティスト(バンド)でリハーサルが終わることになり、セッティングをやり直す必要がないというメリットがあるからです。
出演者によって使用する機材が異なり、ステージで演奏する出演者が変わるたびに機材の配置を変更しなければなりません。
出演者が伴う機材配置の変更は、標準的なバンドの場合で最低でも10分はかかります。
よって、トップのバンドが最後にリハーサルを行えば、その1回分の変更時間が浮いてくる形になります。
たった1回ですが、当日にリハーサルをして本番を迎えるのであれば、時間に負われていることは想像に難くなく、10分は貴重な時間と言えます。
もちろんデメリットもあるんです。
まず、出演者の拘束時間が長くなります。
逆リハを採用する場合は、本番の演奏時間が遅いほど、リハーサルをする順番が早くなるからです。
実際最後に演奏するバンドはリハーサルの一番最初から拘束されることになります。
またご想像の通り、本番と同じ流れでリハーサルしておいた方がスタッフが本番の機材配置変更もスムーズに進められます。
どちらにもメリット・デメリットが発生しますので、その状況に合ったリハーサルを行うことが大事です。
ここまで散々リハーサルの説明をしましたが、イベントパートナーで派遣させていただく大道芸やイリュージョンを含まないマジックなどの場合は、音チェック程度をさせていただくのみで、いいか悪いかは別として、ほとんどリハーサルは行わずに本番を迎えています。
もちろんある程度の構成はしていきますが、当日その場の雰囲気や客層に合わせてその日その場所でしか出来ない圧巻のパフォーマンスをご提供します。
プロのパフォーマーとして様々な経験をしてきたからこその臨機応変なパフォーマンスです。
是非その点もお楽しみください!
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