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ランスルーって何のことでしょうか?
休憩や待ち時間、さらに一時休業状態のことを表します。
アイドルと聞くと、歌って踊る方のアイドル(英語でidol)をイメージしませんでしたか?
●アイドルになれる時間?
●アイドルが来る時間?
しかし上記のアイドルとは全く意味が違って、「アイドルタイム」とは休憩や待ち時間、さらに一時休業状態のことを言います。
イベント業界や芸能界だけで使われている用語というわけでは無く、ビジネス用語として広く使われており、特に飲食業界で使われていることが多いです。
飲食店で説明すると分かりやすいのですが、ランチタイムとディナータイムの間の集客数が見込めない時間のことを表しています。
皆さんがイメージしがちな歌って踊る方のアイドルは、英語で「idol」ですが、ここで言うアイドルタイムのアイドルは、英語の「idle」が語源です。
「idle」には仕事がない・働いていないといった意味があり、「仕事がなくて暇な時間」という表現を「アイドルタイム」という英語の表現にしただけなのです。
混んでいて忙しい時間帯や最高潮にある時間のこと、「ピークタイム」と言います。
アイドルタイムから生まれた言葉が、アイドリングになります。
車のエンジンをかけたまま、何もしていない状態のことをアイドリングと言います。
よく駐車場でアイドリング禁止!と張り紙があったりしますが、この状態は何もしていなくてもエンジンが作動しているため、エンジンを消費して排気ガスを出していることになり、近隣に迷惑がかかるためそのような張り紙があります。
これを回避したいために搭載されたのがアイドリングストップです。
メリットもデメリットも当然有り、賛否両論かと思います。
飲食業界でもイベント業界でも、ビジネスであっても自動車にしても、何もしていない暇な「アイドルタイム」をどう使うかは、最大のカギとなりそうですね。
アイドルタイムは集客が見込めず暇な時間だとお伝えしました。意味合いからするとマイナスなイメージですが、ビジネスではアイドルタイムをチャンスと捉えてスキルアップに使う人もいます。
イベント内でアイドルタイムが存在してくるのであれば、そのアイドルタイムをプラスに有効活用することで、イベントそのものの成功に関わってくると思います。アイドルタイムに集客数を増やすため、子どもたちの為にふわふわエアー遊具を設置したり、ビンゴ大会やじゃんけん大会を開催するのも一つの手だと思いますし、大道芸パフォーマーを用意して敢えて暇な時間にショーやグリーティングを開催して集客アップに繋げる方法もあると思います。
イベントパートナーは、アイドルタイムをも無駄にしないイベントにしていただくため、最大限ご協力させていただきたいと思っております。是非一度、アイドルタイムの有効活用も考えてみてください!
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