屋外イベントなどで言われるジェネって何のことでしょうか？

ジェネとは？

野外イベントなどで「ジェネ」という言葉を聞くことがあります。
ジェネって何？
実はこれ、発電機のことなんです。
夏祭りの屋台やイベント会場に設置するテント、アウトドアの集まりなど、電源が来ていない野外でも、電気が必要なシーンはたくさんありますよね。
そんな時に活躍するのが「ジェネ」、電気を発電できる発電機なのです。

ジェネの語源

ジェネって聞くと、何かを省略した用語なのかなぁとだいたいその辺りまでは想像がつくと思います。
これは、英語で「generator（ジェネレーター）」の略です。
ジェネレーターの意味を調べるといくつか出てきますが、その中のひとつが「発電機」になります。

ジェネの種類

発電機には、目的や燃料の違いによって種類がいくつかあります。

インバーター発電機

電力波形が正弦波に近い、高品質な電気を供給できる発電機のことです。
正弦波とは、正弦曲線で表される波形。
つまり、曲線に歪みがなく滑らかな波形を言います。
一般家庭に供給される電力会社からの電力波形が、正弦波です。
このインバーター発電機であれば、一般的なテレビやパソコン、音響機器やマイコン制御の家電などの使用に適しています。
容量の小さいものは、「ポータブル発電機」として簡単に持ち運びが出来るタイプの製品があります。
また、燃料にガスを使用する製品もあります。

業務用発電機

イベント会場などで一番良く見かけるタイプの発電機がこの、業務用発電機です。
蛍光灯や電球、扇風機や電動工具の電源に向いています。
燃料はレギュラーガゾリンを使用するものが一般的です。

大型発電機

大量の電気を必要とする場合はこの、大型発電機を用意します。
主に大きな建設現場や工場などで使用するものです。
燃料はディーゼルエンジンを使用します。