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ピンって何のことでしょうか?
「混雑対応すること」を省略した用語になります。
「こんたい」と読み、「混雑対応」を略した言葉です。
混雑対応と言われれば、だいたい意味はわかってしまいますよね?
イベントにおいて、長い行列や人だかりが発生するスペースや、人が行き交いやすい混み合い会場のポイント要所で、混雑を緩和したり混乱しないよう誘導するなど、様々な対策・対応を行うことです。
こうした役割を担うスタッフのことを、混対スタッフと呼びます。
イベントを主催して、お客様が殺到し大行列や混雑が起きた場合、内心とても嬉しい状況ですよね。
ただ万が一その混雑が混乱に変わり、お客様がケガをしてしまったり、クレームが寄せられたり問題が発生しては大変です。
そこで、混対の際に気を付けたいことを私なりに以下にまとめてみました。
ご来場者様の安全を確保することは全てに優先する最も重要なポイントです。
お客様が列に並んで待っているときも、列をなして進んでいるときも、ケガやトラブルなどが生じないよう、安全を第一に落ち着いて誘導したいですね。
「押さないでください」「走らないでください」「列を崩さないでお進みください」など、声がけをたくさんしていきましょう。
今や、「世の中の混雑状況が分かるアプリ」が存在くらいですから、行列や混雑に好き好んで並んでいるお客様はいないと思います。
少なからずストレスを感じ、イライラしている方も多いと思います。
そんな中、例えば割り込みや追い抜きなどが起こると、思わぬトラブルに発展してしまうこともあります。
混対スタッフとしては、列に並んだ順番にお客様を公平に案内できるように、しっかりと注意を払うようにしたいですね。
行列に並んでいるお客様は、現在がどういう状況なのか、あとどれくらい並べば入り口や目的にたどり着けるのかといった情報を求めています。
お客様の目線に立って、適時適切に必要な情報を正確にアナウンスできるといいですね。
忘れてはいけないのは、そもそもイベントにとっては「混雑は嬉しい」ということです。
大規模なイベントで混雑が事前に予想される場合は、事前にしっかりシミュレーションをして、「混雑を混乱にしない」ということが大事だと思います。
「実際にどれくらいの人数が予想されるのか」「実際にどう並んでもらうのか」「どのくらいの人数なら混乱にならずに入れるのか」などを事前に考え、近隣に迷惑がかからないようにすることも大切です。
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