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ころがしって何のことでしょうか?
みなさんも比較的聞き慣れているであろう「エキストラ」の略になります。
ここでは、動物の虎のことではありません!
撮影やイベントの業界で舞台用語としてよく使われている言葉になりますが、みなさんも比較的聞き慣れているであろう「エキストラ」の略になります。
おそらく一般の方がエキストラと聞くと一番に思い浮かぶのが、テレビドラマの撮影などで、きちんと依頼されキャスティングされた俳優さん以外で、「通りがかりの人」や「何かに参加している人」などその他大勢のようなイメージではないですか?
もちろん、そのような人たちのことも「トラ」です。
その他イベントや音楽業界でいうと、レギュラーメンバーに欠員が出た場合などに、それを補充するために外部から呼んだメンバーのことも「トラ」と言います。
代役や助っ人と解釈していただければ間違いないかと思います。
「トラを立てる」「トラを入れる」というような表現をします。
「臨時の」という意味合いの英語で「extra(エキストラ)」から来ています。
映画やドラマなどで通行人やお客さんといった生きた背景を演じる「トラ」は、ほぼほぼ出演料(ギャラ)は無いと思っていたほうが安全です。
扱いはボランティアのことが多いです。
ギャラが支払われる場合にも、交通費込みで謝礼という形で払われることが多く、映画やドラマの「トラ」だけで生計を立てていくことは難しいでしょう。
どちらかと言えば、ちょっとした俳優気分が味わえて、映画やドラマに出演できて、芸能人を間近で見られるかも知れない!というメリットを存分に感じられるような人が向いているのかもしれません。
あとは、俳優を目指している人がいつか目立つ役で声をかけてもらえたら…という期待を込めてエキストラとして出演している人もいると思います。
反対に、急遽演奏者等の代役・助っ人という形の「トラ」は、その演者次第ではありますが普段より出演料が弾む場合があります。
なぜなら、急に予定を変更して出演していただくわけですし、プロの代わりとしてプロに出ていただくことになるからです。
いつ依頼があるかにもよりますが、最悪の場合十分な練習やリハーサルもなく本番演奏することにもなりますし、それくらいの実力が無ければ「トラ」は出来ません。
実力次第では、エキストラの収入だけで十分な生活ができる人も少なからずいるようです。
同じエキストラではあるのですが、意味合いが大きく違っています。
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